[きまり]
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みんな無我夢中で自分のつれとは別の車に飛び乗った。
私は担がなかった方だが、女と同じ車に乗った。
女の方は半分気を失っている状態で、
汗をびっしりかいていた。
先頭の車に続き私たちはファミレスに入った。
女はすぐに別の子とトイレに入り吐いた後、
気を取り戻した。
みんなしばらく放心状態だったが、
女がポケットに何か入っていると言った。
それはあの部屋に散らばっていた1枚の写真で、
それを見て、みんな凍りついた。
日付は1979、11.3で写っていたのは、
女子で顔が、廃虚から出てきたあの三人の女の子の
意味不明なことを叫んだ方ともの凄く似ていた。

女は写真を見て泣き出した。
女が言うには、部屋に入ったら
写真の子がベットに正座で座っており、目が合うと
ニヤつきながら、立ち上がり飛びついてきて、
息苦しくなり、意識が飛んで気がついたら
車に乗っていたと。。。
女を落ち着かせた後、
写真は一番はじめにきたグル−プ人達が
保管することになり、
我々は朝になるのを待って、解散した。

肝試し話は、これで終わりですが、
後日談が恐怖の始まりでまだ続います。

過去を振り返り反省ししながら、
みなさんに話してます。
”きまり”が分かった今、
朝になるのを待って
みんなで連れて行くつもりです。


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