[B子とC子と893]
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すぐにB子に電話して事情を説明したら号泣。
B子いわく自分が893の姪っ子である事はずっとひた隠しにしていたし
まさか俺と接点があった事など知らなかったとの事。
急に家に電話が掛かって来てC子と俺ともう一人でカラオケに行っただろう?と893に言われ
C子を今度連れて来い、それから俺の名前を出してあいつとはどういう関係だ?関わるなと言われた事を
泣きながら話した。

俺にその時点で連絡を入れなかったのは過去に893関係で家族一同
嫌な思いをして来たので何もかも信じられなくなってどうしたらいいかわからなくなったとの事。
とにかく俺はC子を連れて行く必要は無い、親しくないを通せと言ったが
C子はあまりいい噂聞かないし、俺に迷惑掛けるかもしれないし自分で何とかすると言って電話は切れた
数日後、893からガンガンに電話が掛かって来た。
初めは無視していたがいい加減怖くなって電話に出た
「ハイ…」
「相変わらずお前はなん…べん!鳴らしても電話に出んの!!こらカス!!」
「なんでんねん…」
「あぁ?お前も黒いの!えぇ!?B子がC子連れて来よったわ!!
 お前に連れて行け言われたっちゅうてな!!うまい事絵描いてくれたやんけ!!!
 相変わらずよう世間知っとるのぉ、クソガキが」
「……!?(言ってねぇ!!)俺何も言うてませんで、ただB子にこんな事が」
「ハイハイ、ようやってくれた。またなんぞあったらよろしく」
ツーツーッ…

どうやらB子はC子を893の元へ連れていったらしい…C子に恨まれるのが嫌で俺に指示された
と嘘をついたのか、俺を守る為にそういう事にしたのかは定かでは無いがそれ以来B子とは
音信不通で連絡出来なくなった。


この一連の流れを久し振りに会ったAに話した。
ずっと黙って聞いてたAが話しを聞き終えてから「あのC子って子この前来たよ俺んとこ」
と呟いたので俺は「?幽霊…?死んでんの?」とおそるおそる聞いてみた。
「グチャグチャな顔してベーっと舌出してたよ。
 詳しくはわからんけどあの子多分人殺してるよ、カラオケの時そう思った」
「……B子はどうなってんの?」

「知らんよ…でもB子ちゃんはC子ちゃんを恨んでたと思うよ、なんかC子ちゃんに対してドス黒いもんまきついてた」
「B子は…C子になんかされて、…それで893に引き渡したんかな?俺のせいにして」
「知らんけど…あのB子ってのも、相当黒いよ。お前にもまきついてた」
「まきつくって何?」
「本体とは違う方…やらしい顔してな、ずっとお前の下半身に絡みながらお前の方見てたよ…

 自分が歌ってる時はずっとな……それ以外はC子ってのに凄い形相でな」
今一要領を得ない受け答えばかりだったがAとの関係にもヒビが入りそうで俺は話題を変えた。
「まぁいいや、帽子気にいったか?」
「帽子被ったら見なくていいもん見ずに済むかなって思ったんだけどさ……
 ほらB子ちゃんいるじゃんそこ」
………!!
「嘘だよ、まぁあの子も死んでる気ぃするけどな」

長文スマソ。色んな意味でシャレにならんかった。


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