[夏の夜の思い出]
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詳細は忘れたのだが、某霊能力者さんの体験談話で

依頼者さんの家で色々あって、某霊能者さんへ相談
某霊能者さん、幼くして亡くなった依頼者さんの弟さんの供養不足が原因と霊視
が、依頼者さん家はきちんと供養しているってんで双方???
調べて見ると(詳細原因は忘れたが)弟さんは女の子の格好で棺へ→
それを見た坊様、戒名を○○童女としてしまう→
依頼者家、○○童女を供養し続ける→本来○○童子となるべき亡き弟の供養にはならず
結果『幼くして亡くなった依頼者さんの弟さんの供養不足』となったそうな
戒名を正しく直し供養→無事亡き弟の供養となり、万事丸く収まったそうな

いくら血が繋がっていようが、本当に亡き人を思って手を合わせていようが
きちんとした手順・方法でしなければ、なんにもならない
で、その流れで(だったか?記憶は朧げ)
血縁繋がりより、家繋がりの縁者がしなければ、供養にはならない
△△家子が□□家へ養子に出、□□姓となった人が、血の繋がりがあるからと、
△△家の供養をしても、した事にならない、という話をしてて、
血の繋がり、家の、戸籍の繋がりと、ほぅほぅと思った事がある。

両親離婚前、自分の名字は親父方性の××だった。
離婚後、当然お袋の旧姓☆☆を名乗ると思っていた、
が、お袋も自分も××名字のままだった。
『戸籍は☆☆になっているけど、××を名乗っている状態』だとばかり思っていた

それなりに歳を取り、当時の親父の恐怖も笑い話になった頃、
なぜ自分がお袋の旧姓ではなく、親父の性を名乗り続けられたのかお袋に聞いてみた。
親父の基地外気性を考えると、よく名乗らせたなーってのもあったので。
「だって××になってるってだけで、別戸籍だもの」
曰く、まだ高校生だった自分が学校でいきなり名字が××から☆☆へ名前が変わるのを、
当時の担任や学年主任やお袋が不憫がり、色々と相談した結果、
『親父と同じ××だが、まったく関係ない新しい××家戸籍』を作ったのだそーだ。
親父はケチをつけようがなく、××を名乗るのを止めさせる事も出来なかったらしい。
そりゃそうだ。

それ聞いて、すこっと謎が解けた
DNA的には今でも自分と親父には繋がりがあるかもしれん
が、『供養しなければいけない・されるべき』関係は、きっぱりと切れていたのだ
自分が親父を供養しない事を非難できる立場でも関係でも無くなっていたのだ
化けて出ようがないわけだ


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