[石]
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というかマスターいたっけ?と自問自答。
A「あ〜ぁ、こいつの嘘バレバレですよね〜」
僕「ちょ..嘘ちゃうって」
と昨日の状況を思い出そうとしたが、何故かどうしても思い出せない。
かろうじて覚えている「やっぱ今日オマエ誘っといてよかったわ。これに懲りずに付き合ってや。」という事を言うと
A「俺そんなん言ってないし、夢ちゃうん?それ、夢やって。ああ夢、夢」
僕「いやそんな事無いって、でも全然思い出されへんねん。何でやろ?」
A「オマエ一回病院行った方がいいんちゃう?記憶ないって何か怖いやん」
僕「ちょう待てって。
じゃあオマエの言う事がホンマやとして。」
A「俺はオマエの携帯番号も知らんし、昨日オマエと飲んでも無い。というか大阪におらんかった。証拠もある。」
といって福岡市にあるホテルの領収書を見せてきた。日付は今日の午前チェックアウト
どうなってんの?これ。
俺頭おかしくなったんかな?と思っていたら、
僕が整理のつかない頭で、うおー!思い出されへん!ともがいてる時
Aが突然言い出した
A「ちょっと真剣に聞いてほしいねん。」
Aはちょっと寂しそうに話した。

A「明日な、○○(Aの弟)の命日やねんな?でやな、何かしらんけどお前らの夢を見た訳よ。
で、懐かしくなってというか、まあ後で言うけどオマエに会わなあかんと思った。
弟死んだん5年も前の事やからオマエは忘れてるかも知れんけどな、昔はよう遊んだな悪さしてw
あの日な俺、弟死ぬん何となく知っててん。これは後やから言える事かも知れんねんけどな、
何かな、俺昔から知ってる人とかの夢を何日か立て続けに見る事があるねん、何か最初は白黒やねんけど、
途中からセピア色というか真っ赤に変わって行くねん。
その後その人にあんまり良くない事が起きるような気がするねん。怪我とか、あと、死んだりとか..。
で、弟の時も1週間くらい前からそういう夢見てて(弟の夢)、偶然かも知らんけど弟の時も真っ赤になってん。その後あいつ死んでもうた。
僕「死ぬんがわかる?んなわけないやん!オマエもうちょっとマトモな嘘付けって!言っとくけど俺のは嘘ちゃうで!」
マ「いや、死期がわかる人っておるらしいで。俺の連れもそんな事言ってた奴おった。そいつのオカンもそういう人やった。」
A「まあ、おれがそうかどうかは知らんけど、結果そうなってしまったんや。」
僕「まあええわ、で?その死ぬんがわかる夢って」
A「そう、昨日見た夢や、いきなり3分の2くらい真っ赤やった、正直こんなん初めてやしどうして良いかもわからんし、
とりあえずオマエに会いに来たっちゅうわけや。
詳しく言えば何か草原みたいなとこにオマエと弟がいて、その草みたいなゆらゆらした
地面が真っ赤やった。ちょうどこれくらいかなぁ。」と膝下位をさした。

続く