[ヒトガタ]
ニンゲンってUMAの話はここでいいのかな? 
        
ぜんぜん関係ないかもしれないが、今東北一帯の河川を中心にして『ヒトガタ』と呼ばれる虫が多数目撃されてる。 
形はずーっと小さいんだが、二本の手があってイワナやヤマメなんかの口に吸い付いて養分を奪う寄生虫がその正体らしい。 
きちんと研究されてはいないがサルミンコーラというれっきとした生物で、河川工事なんかで水がよどみ始めると発生する確率も高くなるらしい。 
        
しかし、話を聞くとどうもそのヒトガタにも種類がいて、「指があった」とか「口が裂けていて舌まで見えた」とか、そういう釣り人もいる。 
一番ぞっとしたのは「目があって口の中を覗き込むと睨み返してくる」なんて話も聞いたことがある。 
寄生された魚を誤食すると胃の中を二本の手でクロールして泳ぐらしい、無論体にいい影響はない、と釣り人たちの間で噂されている。 
第一、イワナが釣れるほどの山奥にまで工事が入って水が澱むってことはありうるのか? それも最近になって一斉に、目撃情報が増えたのも解せない。 
何か工事なんかじゃなくて、ヒトガタ発生の原因は何か他にあるんじゃないのか? と俺は思う。 
        
誰か情報求む。