[温泉客]
すごく怖かったけど悲しい話 
一人ドライブが大好きな俺は休憩がてら24時間営業の温泉に行った 
客は一人もいなかった、ここですでに恐怖心はあった・・・ 
中に入り料金を払い入浴、最高に気持ちよかった 
すると女風呂のほうから子供の笑い声が・・・すごく楽しそうな声 
そして聞こえそうで聞こえなボソボソ声の母親、同じくボソボソ声の父親 
父親?俺一人だぞ・・・父親も女風呂入ってるのか? 
いやいやおかしい、俺以外いやしない、受け付けの人もそう言っていたんだから 
じゃあこの声はなんだ・・・一気に寒くなり動けなくなった(金縛りとじゃなく恐怖で) 
その間も声が聞こえる、怖い思いはしたくない、自然と考えは+思考に変わった 
他にもお客がいる!そう考えれば楽になるしそう考えたかった 
「ははははは、はは、うひゃー」今までにない大きな子供の声が響いた 
次の瞬間嘘のように静かになり俺も物音ひとつたてられなかった 
すぐに風呂を出て人のいるところに行きたかった 
もちろん受付の人に話したよ、そしてひとつの話しを聞いた 
ある家族がこの温泉にくる道で事故に合い亡くなっているというのだ 
それを聞いた瞬間全身が寒くなりすごく震えたのを覚えてる 
霊の存在を信じる一番の出来事です