[連れてくる妹]
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何分立ったかわかりませんが段々とその女の霊が顔に近づいてきました
結構美人ダナーとか思ってみてると
いきなり半狂乱みたいな顔になってケタケタ哂いながら首を絞めてきました
まさか首を絞められると思っていなかったので
本気で焦りました
女の人の手にも青筋入るくらい力入れて首絞めてるんです
段々力も強くなっていき女の人の着物?時代劇の人が着る白い奴です
もはだけて髪も振り乱しながら首絞めてきます
段々意識朦朧としてきて
母の言葉が思い浮かびました
最初に母を思い浮かべましたが全くの無意味
次に父を思い浮かべましたが、全くの無意味
次に祖母ちゃんでもう解っていましたが無意味でした
最後にじいちゃんでした
じいちゃんは他界しており
死んでいる人間に助けを求めて大丈夫なんか?とか思ってましたが
物は試しなので思い浮かべました
そしたら若干霊の顔が苦しんだような気がしたので
今度は強く思い浮かべました
すると、数珠を手と手で合わせる音と行脚さんが持ってる杖?
のシャランって言う音がして霊は消えました
しかし、最後に哂ってたんですよねその霊
そこで金縛りも解けて無音の世界が怖く
コンポの前に転げ落ちながら電源つけて眠りました

起きた時にやっぱり夢か〜と思ってると
コンポがジャンジャン大音量でなってるんですよね
朝飯食べに一階降りると母が
鬼みたいな形相で「あんた、昨日来たやろ?何でかしらんけど私のところにも来たんよ」
といっていたので母を思い浮かべたことは黙っていようと思いました
それで終わればよかったのですが
妹が学校から帰ってくるたびに連れて来るんですよね
まぁ後からわかった話なんですが妹は霊媒体質でした
この話は又長くなるので又今度話させていただきます
ちなみに愛媛県での話です

以上が自分の体験した一番怖い話でした
当時は首に痣も残っており
友達に見せびらかしたりしていました
本当に長文でスミマセン


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