[集落の人々]
前頁

お話聞いてきました

以下、おばぁさんのお話です
「猫が最近おらんようになって、うるさないわ。」
「?臭い?最近顔色悪いし疲れとるんじゃないだか?」
「あんたは、優しいこだけ、猫らもついていったんかなぁ」
以上です・・・

これから、集落の人に話を聞きにいってきます

お話聞いてきました。
まだ分からない事だらけですが、わかった事を書きます

私に(正確には家に)ついて来たのは、ぎゃだあ婆ぁというらしい
ぎゃだあ婆ぁは未婚女性(処女?)の家につく。しかし、本当の住家(社?祠?)がある
あのおばぁさんの家系は、昔ぎゃだあ婆ぁと喧嘩して、村八分にされた
ぎゃだあ婆ぁの祠に供物をお供えし、引越しすれば住家にかえるらしい

結局分からないのは、あの臭いが何故私だけするのかと、猫の事です

御住職にもお話を伺いました。

ぎゃだあ婆とは、昔その地区にあった神社の裏に住んでいた、食人鬼だそうです。おばあさんのひいおじいさんが逮捕したそうです。
しかしその後、逮捕した方が死んでしまい、祟りが飛び火するのを恐れた村の人達が、おばあさんの家を村八分にしたそうです。
現在はその神社は無いようですが、小さな祠があるとの事です。
あと、住職の叔母にあたる方もあの臭いを嗅いだ事があるらしく、だからといって、私に力がある訳ではない。運が悪いと臭うだけ。だから、余り心配しないようにとの事でした
しかし住職さんにも、ぎゃだあ婆が何故私の家に着いて来たのかは分からないとの事でした

948 本当にあっ>>941
原因というか、どういうモノかは分かったけど、
結局猫達と臭いを解放する方法は判らずじまいか

949 本当にあっ>>948
そうですね・・・
住職さんがいうには、その臭いはぎゃだあ婆が関係しているだろうから、まずは彼女から離れる事が大切だろうとおっしゃっておられました。
彼女は人がすんでいない家には、つかないので先ず今の家を離れる事。
そうすれば、自分の祠にかえらざるを得なくなるので、その祠にお供え物をして置けばあなたは大丈夫だろうとの事でした。

しばらくしても、臭いや猫に苦しむような事があればまた来なさいと言われました

次の話

Part194
top