[返しに行く]
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そこに向かうまでAに「まじで何をしてた?」だの
「休みすぎ。実家にも電話したぞ、誰もでらんかったし」だのと
話を振るも「いや、本当に疲れとったのよ」という。
その後、空き地に着くとAがいきなり車から降りて奥の草むらに進んでいく。
「おい、どこにいきよんの?」と聞くと
「来んほうがいいかも」と振り返る。
振り返ったAの肩にニタニタ笑った能面みたいな顔が乗っている。

ヒッっと声にならない声で驚き、尻餅を着くと
横に居た友人の一人が「おい、A、か、肩」と自分の肩を叩く。
Aは、「うん、返しにいかな。」と言いながらずんずん進んでいく。
けど、流石に追いかけられない。怖すぎて。意味もわからなさすぎて。
しばらくは、Aに気を取られていたけど、前のほうからユラユラしている人影を
に気付いた。友人の一人は車に向かって走っていき
エンジンを掛けてヘッドライトでその方向を照らした。

ユラユラしたものの正体は1体の首吊り死体。
Aはそこに向かっていく。車の中の友人はクラクションをならしまくる。
もう一人の友人は「警察に電話をする」と携帯を取り出し「死体がある」と通報をした。
警察が来るまでAは死体の横で自分の肩を木に持ち上げるかの様な格好をしてた。
警察が到着して直ぐ、そばに来て
「こんな時間にここで何をしてた?お前の友人は何をしてる?」と警察も
Aの行動にかなり恐怖を感じていた。その後警察署まで行き、親を呼ばれ、
「自殺か事故かわからないので後日話を聞きたい」と少し疑いをかけられたまま
自宅へ帰された。Aはそのまま心療内科のある病院にいき、入院をした。

彼が1ヶ月休んでいた理由は「疲れていたから」では無く、
彼の母親曰く「憑かれていたから」。その後一度だけ警察に呼ばれて
発見までの事情を話したが自殺で間違いないらしい。
「死んでいた二人の遺書が見つかった」らしいから。

「2人?」と思った。警察は
「お前の気がおかしくなった友達な(かなりな言い方だが)、腐って首が
転げ落ちたほうの死体の上で飛び跳ねよったけど、よっぽどじゃないか・・。」
と言っていた。

その2年後に気を取り戻したAから話を聞いたところ
(Aは1年近く自宅療養して学校を留年した)
ユラユラしたものを見た瞬間に気持ちが悪くなって吐いたらしい。
帰りに霊園を通ったとき、真横から「カエセ、カエセ」とずっと言われてる感じがしてた。
そして家についてトイレでまた吐いた後に肩に能面の顔乗っていて気が狂ってしまって、
怖くなって実家に帰ったとの事。家族は心配して病院に何度か連れて行ってた。
それから夜になると「返せ!返せ!」と何度も電話が架かってくるようになったが、
Aの部屋からも同じ声が聞こえて来てたので見に行くと、Aが掛けてきてたらしい。
そのため電話には出ないようになっていたとの事。
3週間ぐらいたったらAが「迷惑かけたね、もう大丈夫学校もどるね。」と
学校の近くの自宅へ戻ってきて俺らに「返しにいく。着いてきて」となったとの事です。

長文になりました。
何がなんだか分からないけど、書いてる自分の文章も何が何だかわからない・・。
読んでる方も私が書いた文章がむちゃくちゃだからもっと何が何だかわからないでしょうね・・・。
ごめんなさい。もう少し文章纏めれる力があれば・・・。
自分の中では洒落にならなかったので投稿しました。駄文で申し訳ないです。


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