[門の中]

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次の日は日曜日で駅から歌舞伎町まで人が多い…人混みが嫌いな俺は足早にタバコを買いサンクスへ向かう。
するとレイコさんがレジに並んでるではないか!
俺「ちわっす!こんな時間に…あれ?…日曜って仕事休みだし新宿来ないんじゃなかったんですか?w」
レ「何となく昨日の話してたら気になっちゃってw」
どうやら目的は同じらしいwwこのオカルターめww←お前もなw

2人でなぜなのか考えながら○○ビルに向かうがあの子はいなかった…。
俺自身ただのオカルト好きではなく霊感のあるオカルト好きを自負してる。
俺は見える事はめったになく感じたり聞こえたりするタイプなので、今回はあまりにはっきり見えてる&昼間(通勤時)も見えてたし半分人間ではないかと思った。

しかしレイコさんは言う
レ「いるけどいないね〜…。どこに行った?」
俺「ただの池ぬ…ゲフンッゲフンッ!ただのキチガイか薬中だったりしてw」
レ「いや〜そんなはずはないって…。とりあえず入ってみようか?」

レンガが敷かれた洒落た歩道。そのビルには昼だがクリスマスのようなライトアップが様々なお店を主張しているw

まぁお店に入る訳じゃないし…って思ってると

レ「あっ見つけた!」

慌てて振り返るとレイコさんがビルの上を見ている。俺もつられて上を向こうとした瞬間…レイコさんに引き倒されてしまった。一瞬悲鳴が聞こえたが痛みと怒りで後回しだ…半ギレでレイコさんを睨みながら
俺「なんなんすか?マジ痛いんですけど?(怒)」
レ「だって幽霊の飛び降り自殺とぶつかったら嫌かな〜って思ってw」
…いやいや笑えませんから!マジ笑えませんってば!
痛む肘をさすりながら自分がいた場所を振り返る。歩道のレンガが不自然に割れ嫌な何かがいるような気がする…。
無言で反対側の歩道へ行き様子を伺う。しばらくすると嫌な何かは立ち上がり例の黄色い服の女になった…。

レ「あの子繰り返してるんだね〜…可哀想に…落ちたショックで記憶がないのかな?」
俺「自殺した人は無限に自殺を繰り返すって2ちゃんで読んだ事ありますよ…。」
その後は俺の仕事が始まるまでお茶をしながら怪談話しで盛り上がりました。
あなたもそのうち歌舞伎町でレンガの歩道を歩く事があるかもしれません。その時は不自然に割れたレンガの所で立ち止まって上を見ない方がいいですよ?w
あと歌舞伎町の自殺でこの事件はググると出てきちゃうかもなので場所がわかっても書き込まないで下さいね?でわでわ


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