[ミシン]
おばけではないのです。 
ないのですがおっそろしいのでかかせていただきます 
あれは私が小学五年生のころの話でした。 
家庭科の授業中、被服室でミシンを使って雑巾を縫っていました。 
ダダダダダと大きな音を立てながら、ずんずん縫っていきます。 
ミシンはそんなに広くない教室の壁ぎりぎりに 
横に並べて配置されていたので、必然的に隣の人との間隔は 
狭くなります。 
隣の人は、その隣の人と喋っていました。 
私はただ無心に縫っていました。 
そのときです、 
ゴドド 
と、隣のほうからミシンのリズムでミシンの音でない、 
そんなものが聞こえてきました。 
ん?なんか・・なんかちげーよなこの音 
って思い、その隣の方をみると 
ドド・・・ド・・ 
隣の人の中指が、ミシンによって縫われていました。 
まあみてすぐにとまりましたが。 
隣の人は呆然とし、数秒後、 
「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!!」 
と叫び泣き出しました。 
私は驚愕して、其処を凝視です。 
プクー・・とミシンの針で空いた穴に血が浮かんできて、 
小さな血溜まりができました。 
・・・いやいやいや、 
「せっ・・・せんせえええええ!!○○さんが、○○さんが!」 
と私が先生を呼ぶと、先生はこっちに来て、そして眼を見開きました。 
先生「え!?!!ちょ!保健室へ行きなさい!ちょっ」 
見たいな感じでうろたえます、クラスメイトびっくり、当人号泣、私唖然。 
とりあえずそのあと保健室に行き、隣の人はそのまま病院に行き、 
次の日にはケロっとして学校に来ていました。 
トラウマです。長文しつれいしました