[民宿の怪異]
小学5年生の時、行事で日○に(一泊二日で)林間学校に行く事になった。
泊りがけの行事は初めてだったから、しおりを作ったりキャンプファイヤーの計画したり、クラスの皆はすごく楽しみにしてた。
林間学校当日、学校を出発して電車(確か踊り子号とかいうやつ)に乗り、皆席で友達とトランプしたりお喋りしたり結構ワイワイしてた。
−で、何の用事か忘れちゃったけどたまたま先生に聞きたい事があって、質問とかしてたんだ。
質問が終わって自分の席に戻ろうとしたら、先生が「・・・私達が林間学校に行く所はね、昔事件があったみたいよ」とか言い出した。
いきなりでビビッたけど、私は結構オカルト話とかに興味あったから先生に続きをねだって聞いてみた。
なんでも、私達の泊まる所は普通に色んな人が泊まれる民宿?みたいな所で、昔男女のカップルが泊まりにきた。
でもそのカップルは自分達の両親に結婚を反対されていて、駆け落ちしてその民宿にきた。
二人は「どうせ結婚できないんなら・・・」とか思い、208号室で薬を大量に飲んで自殺。
苦しみながら死んだらしく、夜になると爪で壁を引っかく音やうめき声が聞こえるらしい。
先生は「ま、冗談かもしれないけどね〜」って笑ってたけど、話がリアルすぎるし正直帰りたくなった・・・
(ちなみに「その話、誰から聞いたんですか?」って聞いても教えてくれなかった)
「その話が本当だったらどうしよう・・・」という不安を抱えながらも、その民宿に着いた。
その民宿は大分駅から離れた山奥みたいな所にあって、一応目の前には道路があったんだけど、一台の車も走っていないし、人もいない、外に電灯もない様な所だった。
一応その付近は源泉地らしく、近くに硫黄の濁った池があった。
さっきの話が頭の中でループしちゃって、全然楽しめる感じじゃなかったけど、「楽しまなきゃ損!」だと思い無理に元気出してた。
ちなみに私が泊まった部屋は一番奥の角部屋の211号室だった。(一部屋四人で泊まる)
「話の部屋は確か208号室だったよね・・・」と思い、友達と一緒に中を探検!
・・・・・ない。208号室がない。いや、208号室だけがない。
207・209・210の様に部屋番号が飛んでる。
この時点で軽く友達とパニックw
とりあえず早く外に行きたかったから急いで荷物を部屋に置いた。
そしたら同じ部屋の子が「何か私達の部屋だけ掛け軸みたいなやつない?」と聞いてきた。
確かに他の部屋にはなかったはず。この時ふと「いわくつきの部屋ってこうゆうやつの裏にお札みたいの張ってあるよね〜」って思い、ドキドキしながらめくると・・・
・・・ありました、お札みたいなやつがw古ぼけて何て書いてあるのかわからなくなってるしw
他にもクローゼットみたいなやつの上に屋根裏部屋みたいのがあったり(他の部屋にはない)
その時部屋の皆が「もしかして、この部屋が208号室なんじゃないか?」って思っていたっぽいです。