[かみ合わない]

私は幽霊が見える人ではなくて、どちらかと言うと感じる方です。そして、いつも不思議な体験をする時にいる奴がいるんですが、
小学校からの友人の中ちゃん【以後N】と、たかし【以後T】です。
いくつかお話しするのは
私が高校卒業時にNと一緒に体験した話とTとの話です。

Nとはよく深夜にドライブがてら夜景スポット、心霊スポットを探しに行っていました。
この日は私とNとkの3人で宝塚の方へ行き今まで行った事ない所へ
決まったのは『朝鮮墓地』
しかしこの3人の誰も朝鮮墓地の場所を知らない
って事で近くのコンビニに寄って店員に聞くコトにしました。
店員は丁寧に教えてくれたのですが…
このコンビニからは結局離れているのか長い説明をされ、実際は途中途中聞き流していました
説明が終わり店員さんに
『途中気をつけて下さいね』
と、言われ
「朝鮮トンネルですか?はい、ありがとございます」
と、礼を言って
コンビニを出ようとした時に
『どこへ 行く?』
と聞かれ
私は半笑いで
「朝鮮墓地ですよ?」と店員さん言ってコンビニを出ました。

車に戻るやいなや
車に残ってたNが
『大丈夫?』と言う
俺は道をちゃんと聞いた?と解釈し
「大丈夫」と答え
『ならいいけど』とN
そんな会話をし、車を走らした
走り出してすぐは店員の言う通りに進み順調に墓地に向かってると思えた
実はコンビニで道を聞いてる時Kも一緒に話を聞いていて後半の運転をKに任せようと思っていました
しかし残念ながらKも後半を聞いていなかったらしく
結局私が勘で運転する事になりました
勘で運転する事15分くらい山道(ほとんど峠?に近い、六甲山を知ってる方はわかると思います)を登っていると店員が言っていた様工場跡と目印が見え
この道であってると思いました。
その目印は
【!】の標識
都市伝にある標識で不気味であるが、ただの【その他危険】
そして、もう一つがぽつんと立っている
【公衆電話】である
私たちは好奇心で【!】の標識と【公衆電話】の心霊関係を結び
その公衆電話で肝試しをする事にしました
公衆電話の受話器を取り何か喋るってだけの
もちろん行くのはKのみです
Kを車から出し公衆電話に向わした後
いたずら心で車を動かしKと公衆電話を追い越した所に車を止めてKを観察していました
続く