[ドアノブ4]

このスレで以前に何度か出ている「ドアノブ」の話。
私が体験した短大時代の話と似ているんです。
私には霊体験だったのかどうかもわからなず終い。
自分と似たような体験のある人っていたんだ!と
びっくりしたような・・・更に怖くなってしまったような・・・
ちょっと妙な気分です。

さて体験談ですが・・・

私は初等教育学科で勉強していて、この科は文字通り小学校教諭を
目指す人たちが専攻しています。
授業の中には、「学校給食」やら「体育」やらといったモノもあって
私は体育が苦手でした。中でも「鉄棒」の授業はお手上げ状態で
毎日放課後になると、同様に鉄棒を苦手とする友達と連れ立って
鉄棒の練習に励んでいたのです。
練習していた場所は地下にある体育室で、練習する時間といえば
夜の七時すぎから八時すぎの一時間ほど。
(短大だったので短い期間で取得単位が多かったので
一日の授業の数は高校並でした。)

いつものように鉄棒の設置をして練習・・・
この日も、あまり成果の得られぬまま練習を終え
更衣室に入って着替え始めたのですが・・・
(ちなみに私と友達2人の計3人)
おしゃべりしながら着替えをしていると
がちゃがちゃ・・・・という音と共にドアノブが動き始めたのです。
少し驚いて、私達は小さな悲鳴をあげましたが
誰かのイタズラなんじゃないかと思いなおし
ドアの外側に向かって声をかけてみました。
「誰かいるの?どうしたの?」
ドアノブの音は収まったものの
反応はありませんでした。

続く