[ぽっくり]

師匠シリーズを書いてる人と似た境遇なんだけれども、
俺にも、この「師匠」みたいな感じの知り合いがいます。
ただ、ちょっと関係は違うけどね。

以下、「その人」のことを「先生」と呼ぶことにします。
師匠シリーズをぱくってw


先生はいわゆる見える人で、色んな人から
その手の相談をされることが多かった。
んでもって色んなところに行ったことがあるらしく、その手の話は得意。

先生からは色んな話は聞いたんだけど、その中で俺が一番怖かった話。

国語はあんまり得意じゃないからその辺は簡便してくれ。

皆さんはオカ板の住人なんで、「呪怨」って映画見たことありますよね?
呪われた家があり、その家に関わった人たちが白い女の幽霊に殺されるってやつです。
(凄く端折ったけど、こんな感じだよね?)

俺もオカルティーな話大好きだからもちろん見たんだけど、
この映画、俺には違った意味で怖かった。
なぜなら、俺はこれに似た話を10年以上前に知っていたから。

多分13年前だと思うんだけど、先生に聞いた話。
もちろん13年も前のことだから正確な一語一句は覚えていない。
だけど、大筋は覚えてるから頑張って書くわ。

いつものように俺たちは先生に怖い話をねだった。

先生「これはね、こういった家で起きた話なんだけどね」

といい、紙に「その家」の絵を書いた。
まぁ普通の二階建ての家なんだけど、横にお墓がある。
本当はもう少し色々あったんだけど、文章にすると難しいから
この辺でお願い。

先生は話を続ける。

「この家に住んでる人の話なんだけどね、二階に寝室があるんだ。
もちろん寝室には窓があるんだけど、窓からお墓が見えるから
普段は鍵をかけてカーテンも閉めている。やっぱりお墓が見えるのは気持ち悪いからね。
ただ、その日は暑かったし、窓を開けてもベッドに寝そべればお墓は見えないし、
『まぁ窓を開けても何にもないだろ』ってことで窓を開けて寝た。

お決まりで、これが悪かったんだけどね。

続く