[6歳・・]

98年12月初旬に年度末での辞職を上司に申し出、暮れになり久々に実家に帰った時の話です。


入社時の保証人だったので、一応両親には会社を辞める事を言わなきゃなと思いまして嫌々帰省
したんです。
実家を出て10年、何度か実家には帰省した事はあったんですが両親とは余り仲がよろしくない
のと自分の部屋も無くなっていましたので、なんとなく居心地の悪さをいつも感じてました。
両親は2階で就寝し、自分は1階の居間に布団を敷いて就寝というのもあり自分の居場所が無い
ような感じで…。

さて、両親との辞職についての話は置いておきまして、、、

その年の大晦日は親戚が集まりまして盛り上がり、悪ガキ達の相手もしながらアルコールも
普段より多く飲みまして、親戚たちと1階居間で雑魚寝状態となり明けて1999年正月は二日酔い
のまま昼過ぎに初詣へ。
夕方親戚たちも帰り、又両親と居心地の悪い時間を過ごしました。
その正月の深夜(正確には2日)に自分が体験した話です。

父はその日も夕方から飲み始めたので9時過ぎには2階へ上がっていきました。
1階の居間では自分と母が、会話も無くTVを見ていました。
母はコタツで、自分はコタツの横に布団を敷き、横になってTVを見ていました。
深夜にエロぃ映画をやるようで見たかったんですがw「早く2階に上がらねぇかな」
と思いながらも、しかたなくバラエティー番組なんぞ見てました。

時間は1時前だったと思います、2階から「おかぁ〜〜さ〜〜ん」という男の子の声がしました。
自分は「?」と思い階段の方を見たんですが、母は何も聞こえなかったようでTVを見ています。
数秒後、もう一度「おかぁ〜〜さ〜〜ん」と声が!2階のTVの音ではなく階段の上から呼んでる
感じでした。
自分は母に対し「なんかな?」だったか「なんやあれ?」だったか忘れましたが話しかけました。
すると母は「ハイハイ」とか返事をして確認しに2階に上がって行ったのでした。

しかし、なかなか降りてない。もう寝たのかなと思いましてエロ映画にチャンネルを変えようと
思いリモコンを手に取った時でした。
『ドンドンドン!』というかなり大きな足音を立てて誰かが階段を下りてきたのでした。
やべぇ!母か?

続く