[酒の勢い]
前ページ

家具の配置等が少し変わっていて、半年の歳月を感じた。
ベッドの位置は変わっていなかった。彼女は既にベッドに横になっていた。
寝ている振りをしているのだ。ヤられるのを期待しているのだ。懐かしい。
「前置きは無しですかそうですか」とも思ったが、渡りに船なので、そのままSEXした。
さらに100%中出しを慣行した。酒で気が大きくなっていたのだと思う。
そしてそのまま腕枕をして寝た。

6時頃目が覚めた。彼女は私に背を向け寝息を立てていた。
普通ならまた寝る所だが、布団が吹っ飛んで丸見えのケツを見たら、また股間のあばれん棒が
活発な生命活動を始めた。後ろから抱きつきワギナに手を伸ばすとドロっとしていた。
「そういえば中出ししたな」と思い出し、少し後悔したが今更仕方が無い。
しばらく触っていると、半分目が覚めたらしく声を出し始めた。
後ろからそのままドッキングに成功した。
腰を振りながら乳首をつまんだ。乳首が思いきりおっ立っていた。

いや、違う!

これは立っているのではない、元々デカイ感じだ!
背中の毛が下から一本一方立ち上がっていくのが分かった。
結合したまま、そっと後ろから顔を覗き込んだ。


知らん女だった。

しかもホムーラン級のドブスだった。


平謝りに謝ったが、「付き合ってるんだからいいじゃん」などと意味不明の発言。
言葉が通じないためとりあえず帰るという事で部屋をでた。表札みたら304号室だった。
このまま何事も無く撤退できればと淡い期待を持ったが、どういう訳か自宅を特定され、
帰宅したかしないかで、突然のご来訪。
顔を見た弟が、唖然としながら「なぜ・・・ホワイ?」といった表情で私を見た。

あれから日に何度も電話がくる。逃がさないという空気がひしひしと伝わる。
さすがにオカシイと思うのだが、最終兵器である「生理がこない」まで使用された。
さらに3日程前から尿道が痛い。

この世に生を受け28年。最大の危機を迎えた。
どうやら処女じゃなかったらしく、問題解決の唯一の切り札だと思っている。
つーかあの女と処女航海に出かけた男とはどれほどの船乗りであろうか。
そういう意味では私も相当な航海士であるといえる。


次の話

Part121menu
top