[隣人の奇行]

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大学→バイト→課題→寝る→二時頃ガチャリ→アハッハ オッホッホ→寝不足→大学
こんな日々がつづいてだんだん疲れが溜まってイライラしてきた
慣れない都会暮らしだからこんな時どうすればいいのかわからないし
田舎者なので妙に保守的っていうかw当時は・・東京に出てきたばっかの
人ならわかると思うけど田舎特有の事なかれ主義ってやつが自分にはあったので
うるさいけど我慢してたw

だけどそれから何日かして寝不足や疲れがピークに達していた日があった
一人暮らしはじめたばかりだし慣れない生活で精神的にもホームシックぎみ
だったのかもしれないけどイライラして全然眠れなかった。
なんども寝返りをうっていると隣でガチャリと鍵を開ける音がした
またあの女だ!しばらくするとまたいつものようにしゃべり声が聞こえてきた
布団をかぶって声が聞こえないようにしてもダメ。聞こえないようにすると
逆に意識して声が聞こえるようになる。(それにしても何なんだ!こんな時間に!
クソ女がw)もう自分の中で怒りがおさえきれなくて布団のなかでコブシで
どんどん叩いてた。そしてまた女の笑う声が聞こえて・・そこでブチ切れた。

「てめえこんな時間に電話なんかしてんじゃねえっ!何時だとおもってんだ!
ねれねえじゃねえか!じょうしきわかんねぇのかクソ女!まじでいいかげんに
しやがれっ!」って罵詈雑言を浴びせてw(多分もっと意味不明のこともいってたかも
しれんw)近くにあった目覚まし時計(押すと光るやつ)隣の壁にブン投げた!
(当然壊れたw)
そしたらシ〜ンとしずまりかえってしまって何の声もきこえなくなり
怒ったせいか疲れのせいかそのままぐっすり眠ってしまった

それ以来夜電話する女の声は聞こえなくなったのだが

夜電話する女の声はあの夜以来ぴったり止んだ。

ちょっと強く言い過ぎたかもしれないけどこれでゆっくり眠れるな
隣の女の人にはそのうち会ったら「あの時はいいすぎちゃってすみません」って
言っとけばいいよなwとか思ってた
その日も疲れてたからすぐに寝た・・
夜2時30分頃 ガチャリ・・し〜ん・・・
電話の声はしない  よかった寝れると思ったが寝れない・・
なぜか神経がピリピリして眠りにつけない
自分でも何で眠れないかもわからない。ただ・・
なんかすごく不安で不安でその時は眠れなかった朝まで布団かぶってた
自分の部屋の中にいるのにドキドキする。今思うと高校の夏休みに東北を原付で
一人温泉めぐり旅に行ったときのシーズンオフのだれもいないキャンプ場でテント
をはって寝た時のような心細さだった

眠れない日々はその後もつづいた はっきり言って限界だった
女の電話がしなくなってから一週間がすぎたころ
その日も浅い眠りで夜の2時30分になった
ガチャリ・・  女が帰ってきた
部屋の中を歩く のし のし って音まで聞こえてくる
神経が過敏になっている証拠だwいかんいかん寝よ寝よ!
眠れない  時間ばかりが過ぎる イライラして何度も寝返りをうった
何度目か寝返りをうったとき 

自分の目を疑うようなものを見てしまい声もでなかった・・

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