[ドッペルゲンガー]

ドッペルゲンガーのお話

俺が中3の頃、駅で自分の名前呼ばれた気がして、
ふっと周りを見渡したらもう一人俺がいた。
俺は制服着てたけど、そいつは普段着。
しかも俺が着ないような暖色系の格好で、
ダウン系特有の薄ら笑いを浮かべてこっちを見てた。
「おい、おまえ誰だよ・・・」
パニクった頭で、ようやくそれだけ言って
そいつに一歩近づくと、ダッシュで逃げられた。
何故か後を追おうという気にはならなかったのが悔やまれる。
今思い返しても意味不明で気味が悪い。オチもないし。
とりあえず、次あったら絶対捕まえてやろうと思ってる。

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