[自覚なし]

俺のガキの頃の話、近所に有った神社の周りを友達と走り回って遊んでた
三( *・ω・)三( *・ω・)三(°▽°)ノ こんな感じ、先頭が俺

突然、ガクン

って急に動きを止められた、走ってる途中でいきなり頭を押さえつけられた感じ
顔を巡らして、自分が何に押さえ付けられてるのか見ようとしたがそちらを向く事が出来ない
兎に角訳が解らないので2〜3回勢いを付けて、その場から逃れようとしたら
急に自由になって、勢い余って倒れこんだ、それと同時に顔に軽い痛み。とっさに痛みのした所を押さえた

ふと見ると、一緒に遊んでた友達が半べそかいて俺を見てる
不思議に思い自分の手を見ると 物凄い量の血

要するに俺はよそ見しながら走ってて、神社の床下にしまってある木材(祭りの時に使う)
から突き出てる釘が顔面に刺さった、正確には右の頬。
最初は痛みが麻痺してる為訳が解らず、力任せに引き剥がし大出血したらしい。

その後友達の家に助け求めて行ったんだが、その時婆ちゃんしかおらず
5針縫う怪我に大出血だったにも関わらず、止血するでもなく赤チンを付けて「早く家へ帰れ!」と追い出された
俺は流血したまま家まで走って帰ったんだが、「他人の家の子が怪我してどうなろうが知った事じゃないんだな」
と大人に対して不信感を持った子供に育ったという洒落にならない話。

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