[天井から見たモノ]
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ちょっと補足しておきます。
若干の情報の追加と簡単な考察ですので、ウザかったらスルーして下さい。
まず、あの殺風景な部屋には何が居たのか?
あの部屋に何ものかが居たことは間違いないと思うのですが、
じゃあ、それは何ものであったのか?
絵や文字の書いた紙があったことや、畳の文字などから考えると、
それは人であった可能性が高いと、私は考えます。
このことは、20年前の私も直感的に確信していました。
次に、私が箸で突いたものは何だったのか?
>>33 でご指摘がありましたとおり、
下にいたものの身体の一部を突いたと考えるのが自然かと思います。
私自身は >>38 と同様
箸から伝わってきた感触から、そいつの目を突いたのだと思っていました。
それほど力を込めていないにもかかわらず、ズブリとめり込む、
その感触は、手などの皮膚を突いたものとは明らかに異なっていました。
(後に自分の手を突いて実験してみました。目は突いていませんが…)
それに、手などを突かれたにしては、下の反応が騒々しすぎたように思うのです。
以上のことから、当時の私は、
天井板一枚を隔てた下に居る人物が、箸で目を突かれてのたうち回っている。
そんな光景を想像し、半ば確信していました。
しかし、しばらく経ってから良く考えてみると、
一寸おかしいのではないか、と思い直し始めました。
祖父母の家は古い日本家屋で天井はあまり高くなかったのですが、
小学校高学年の私が椅子に乗って手を伸ばしても、天井までは大分距離がありました。
少なくとも、2m50cmくらいはあったのではないでしょうか。
そして、あの部屋には、目の届く範囲に家具がなかったことは既に書きました。
すると、あの部屋にいたものは、どうやって天井を覗いていたのか?
私が体の向きを変えるために隙間から目を離したのは、ほんの数瞬のことです。
その短い時間に、どこからか台を持ってきて隙間の真下に据え、
それに上って天井裏を覗いていたというのは、ちょっと考えにくいと思うのです。
もう一つ、天井裏で立ち尽くして下の騒々しい物音を聞いていた時、
叫び声、呻き声、悲鳴、泣き声、罵詈雑言といったような、
人の声に類する音を、私は一切聞いた記憶がないのです。
仮にその部屋にいたのが口の利けない人物であったとしても、
呻き声一つあげないというのは不自然であるような気がします。
それに、あの日以降も、何事もなかったかのように変わらなかった祖父母の態度…
考えるほどに違和感は増すばかりです。
まぁ、全ては私の夢あるいは妄想であるとすれば何の矛盾もないのですが…
長々と駄文を書き連ねたことをお詫び申し上げます。