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[正体]

さて、髪の長い影の最後の話を書こうと思う。

最後というか現在進行形の話であり、
前回、前々回より怖い話ではなくなっている事を前置きさせて戴く。

唐突だが、俺は本当に運が悪い。
買った高額電化製品は必ず一度は不良交換をする。
この間VIPにもスレを立てたが、新品のチャリ買って五分で釘を踏み、タイヤがバーストする。
夜行バスに乗ったら運転手が居眠りして事故る等、頻度が多すぎて挙げたらきりがない。
一番凄かったのは、飛行機の同じ便が目的地にたどり着けずに2回も引き返した事だ。
詳細は「ANA 2度も引き返す 新潟」でググッてくれ。ニュースになったからすぐに見つかると思う。

まあ、命に別状がある訳ではないし、人生そんなもん、と諦めていたわけだが、
ある日、出張で札幌に向かった時に影の正体に関わる話を聞く事ができた。
出張先での仕事も終わり、すすきのでメシを食い、札幌駅周辺のホテルに向かって歩いていたんだが、
突然、スーツを着たサラリーマン風の易者に声を掛けられた。
寒いのに大変だな、という思いと、大好物のカニを食べて機嫌が良かった為、
普段なら無視する所、話を聞いて見る気になった。

すると易者は、金は要らんからちょっと話を聞いていけ、と話を始めた。
易者に寄ると、俺にはとてつもなく強力な怨念が憑いていたらしい。
それは俺の両親の先祖のどちらか(親は鹿児島と福島出身)が、
その配偶者に対して口では言えない程の酷い仕打ちを行ったらしい。
突っ込んで聞いてみたけどなんだか濁されたから、
もしかしたら拷問でもして殺したのかもしれない。
兎に角、その時の女が末代まで祟っている、との事だった。
つまり、髪の長い影の正体は先祖に虐げられた怨念だった、という訳。
嘘くせーと思い、話半分で聞いていたが、当時別れた女がストーカー化していた事や、
両親の離婚、俺の病気の事まで事細かく当てられ、有り得ない話ではないかな、とは思った。
最後に、易者の力では祓う事ができない位強い念だという事と、
然るべき所できちんとした御祓いを受けることを強く勧められた。
帰りに金を渡そうとしたら全力で抵抗された所を見ると、あの易者は本当に見えていたのかもしれない。

そんな感じで現在に至る訳だが、病気になった時以来、あの影の姿は見えていない。
不運という形も姿を変えて、俺に嫌がらせを続けているのかもしれないな。

以上で俺の体験は終わり。
つい最近結婚したので、これを機に御祓いを受けようと思ってる。
オチとしては面白くない上に、読み難い文章に付き合ってくれてありがとう。
お陰で気分が晴れたよ。

また不思議な事があれば報告させてもらう。


次の話

Part210
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