[Aの身に何が]
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それから3〜4ヶ月ぐらいたった頃かな
しばらくの間、彼女とはマンションの前で話すって事を辞めてたんだけど、上記の消えた!ってのがあって以来ね。
その事件が記憶の中で薄くなっていって、また夜中に抜け出して話す事が日課になっていた
もうAがマンションの前に現れることもなかったから、やっぱり見間違いとか…夢?ぐらいに思って
彼女と笑いながら話をしていたその日、Aが現れた

彼女は怯え出して、俺も驚いた
何に驚いたかって、様子が以前に見たときは全然違う
犬は居ないし、髪はボサボサで、ブツブツ言って歩いてきた
彼女を庇いながら後ずさりしてたら、Aはマンションの前で止まった
オイオイ、また消えるのかよ!って思ったらマンションの方へ向かって歩いてきた
顔も知らない不審者じゃないし、どうみてもAだから、恐る恐るAに声をかえてみる
私「Aさん?」「おーい」「聞こえてる?」的な事だったと思う、だけど返事は一切無しで、ブツブツ言ってる
それで、私と彼女の前を通る瞬間、手に光るものが見えた
よく見えなかったけど、庖丁の刃先みたいなのが袖口から見えて、「おい!大丈夫かよ?」って聞いたら
Aがこっちみて叫んだ

A「大丈夫じゃないよ!!!!」
顔は引きつってた思うけど、驚いてとりあえず逃げたので、その後は良く分からない。
とりあえず近くのコンビニの前まで逃げたけど、何だか落ち着かなくて仕様が無かったのを覚えてる。
母親と姉が殺される、ってイメージ?良く分からないけどソワソワして、彼女にAがヤバイ気がするって言ったら。
彼女「良く分からないけど、お母さんの友達なんでしょ?なんで庖丁みたいなの持って家に来てるの?」
なんて冷静な発言を聞いてて恐ろしくなり、殺されてしまうかもという恐怖が一気にこみ上げてきた、
彼女の両親に怒られるとか、もうそんなのどうでも良くなって
彼女の家に行って、私の家に電話させて!って言って、彼女の家に行き電話をかけたら母親が出た。

母「はい、〇〇ですが、どちら様でしょうか?」
私「A来てる?A居る?」
母「なんだ、あんたか。ん?何処から電話してるの?」
私「んな事よりAは?Aが家に来たかって言ってんだよおおおおおおおおおおおおおおおお」
母「あんた怖いわね…まだ来てないけど、来るわよ」
私「なんだよそれ…意味ワカラン、来てないのか?来るってんなんだよ」
母「さっきインターフォン鳴って、話があるから家に入れて欲しいって言うけど、時間が時間だからって断ったのよ」
母「だけどしつこく言ってきてね、様子も変だったし何かあったのかと思って今さっき開けたから、そろそろ玄関かな?」
私「まだ玄関まで来てないのね?なら絶対入れるな!絶対入れるなよ?玄関着いてピンポン押してきても無視しろ」
ピーンポーン

母「来たけど、入れるなって何よ?」
私「入れるなあああああああああああああああ、殺されるぞ!!!」
母「は?訳分からないんだけどアンタ大丈夫?」
私「とりあえず…庖丁がある、とりあえず入れるな庖丁があるんだよおおお!」
↑もう、ピンポンなってテンパって私も訳分からずw
ピーンポーン・ピポーン・ピポピポピポ・ピーンポーン・ドンドン!って
母「ほら、待ってるからもう切るわよ」
私「マテ、いやマテ、開けないでお願いだから」
まぁハッキリとした会話は覚えてないけど、こんな感じの問答が続いた。

続く