[不思議な村]
10年前のこと。 
当時小学生だった俺と友人A,Bはよく裏山で遊んでた。 
その山には、小さな5mくらいの崖のところに洞窟(というより小さな穴)があった。 
小学生だった俺等にとって、その洞穴は好奇心をくすぐるものだった。 
夏休みのある日、Aがロープを持ってきて「あの洞穴いこうぜ」と俺等を誘った。 
昔から入りたかったあの洞窟に入れる、テンションが高くなった俺らは家から懐中電灯をとってきてすぐに洞窟に向かう。 
その洞穴は切り崩れている山の断面にあるので、ロープを気に括りつけて(今思うと危ないが)俺らは洞穴に下りていった。 
わいわいお互いに脅かしあいながら、中を5分くらい歩いた。 
そしてまた5分くらい歩いて、違和感に気がついた。 
長いのだ。 
結構小さい洞穴で、大きい小学生なら首を縮めて歩くくらいの大きさだった。 
しかも山の規模も小規模だということもあり、こんな長いワケはない。 
不安になったが、誰もそれを口に出さなかった。 
みんな維持になってたと思うのだが、その不安がみんなを無口にさせていた。 
また5分くらい歩き、洞窟の中に光が見えてきた。 
洞穴の出口にたどり着いたのだが、洞穴の出口はかなり高いところにあり、その下には小さな湖?も見えた。 
洞穴の出口の下を見てみると階段があり、そこを降りてみる。 
ここの空間は石で出来た少し大きなホールみたいになっていて、地底湖のような湖があり、上が一部吹き抜けになっており光が差し込んでいた。 
大きな岩と岩の間なのかもしれない。 
その地底湖の真ん中あたりには大きな岩があり、その上に祠があった。 
明らかに人工物。 
で、これも人工物っぽいのだが、炭鉱みたいな小さな通路を発見。 
神秘的な雰囲気に興奮気味の俺らは 
「ここを秘密基地としようぜ!!」と先程買ったお菓子やジュースを飲みながら休憩してから、 
その炭鉱っぽい通路を進んだ。 
5分くらい歩くと階段があり、それを上ると、扉があった。 
扉を開いてみると、そこは広い部屋。 
祭壇みたいんがあって、部屋の中には不気味な形をした仏像。 
そこを出てて分かったのだが、変な祠みたいなところに出たらしい。 
山の中をすこしあるいてたら村落を発見。 
長くなるのでここからはダイジェストで 
その村の中歩く 
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おばあさん発見 
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話しかけようとしたら、目が以上に大きくしかも黒目の割合が大きい 
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怖くて逃げた 
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おばあさんが甲高い声で「アビバアビバアビバアッビバ!!!!!」といいながら追いかけてくる 
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逃げる 
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3人くらい村人が追いかけてくる 
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村人がやけに小さく、おばあさんと同じで目が以上に大きく黒目もでかい 
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村人は足が遅いため逃げ切る 
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この村で特徴的だったのは、ほかの3人は明治の農民スタイルだったのに、一人だけプーマのジャージを着ていたこと。 
この村のことを知っている人いますか? 
今日友達から電話がかかってきて、「俺等のほかに同じ経験した奴がいる」って電話があり、ほかにも知っている人がいないかここに書いてみました。