[視線]

あんまし怖くないが俺が体験した実話。
俺はトラックの運転手なんだけどいつも積み込みにいく得意先の業者があるんだ。
うちの会社とかなり長いつき合いみたいで、行くと部長さんとか従業員さんが凄くよくしくれるんだ。
で、そこって積み込みは運転手が自分でリフトにのってするんだけど、そこの積み場がなんか独特の雰囲気をもってるわけ。
今は原料の置き場になってるんだけど、昔はプラントがあって24時間交代で休まずおごかしてたみたいなの、
その名残もまだのこってんだけど、もう置き場になってるから大分前に電気がきてなくて雨の日とか凄くくらいのね。
そのせいなのかいつも誰かの視線を感じてて、
「俺ビビりだからおもいこんじゃってんだろうなぁ」っと思いながらつんでたの。

で、この前なんだけど(ちょうど一週間ぐらい前)、やっぱり積みながら怖いなぁって思ってたの。
だけど、その日はいつもよりも視線を強く感じて振り返ってみたりしてみたりしてて、
けど、やっぱりビビりだから思いこみだと思って前見直したら、
顔の左側、それも引っ付く位の距離にカッパ着たメガネ掛けたオッサンが居て
「何してる!!」っていわれたの、
で、ビックリしてそっちを向いたんだけど誰もいなかったんだ。
あれはやっぱり恐怖心からきた錯覚なのかな・・・?


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