[捨てた人形]

たいして怖くないんですが、私が小さい頃に体験?したお話です。
まだ5歳くらいの時、
親に買ってもらったフランス人形を
とても大事にしていて、
どこに行くにも、寝るのにもその人形と一緒でした。
しかし、ある日突然その人形が気持ち悪くなって、
捨てたくなったんです。

親に頼んで捨ててもらいました。

それから人形を捨てて何日かたったある日、
両親と出かけようとして
車に乗った瞬間違和感を感じました。
捨てたはずの人形の髪が
車の後部座席にたくさん散らばっていました。

どうしてその人形の髪だとわかったかというと、
その人形の髪の色は栗色で、
家族にそんな髪色をしてるものなどいなかったからです。
そこからなぜか記憶がなく、
夢を見たのを覚えています。
人形の夢を見ました。

じっと私を見て何かを言いたそうでした。


その髪の毛の件で人形がトラウマになりました。


次の話

Part203
top