[かくれんぼ]

自分が子供のときに実家に帰ったときの話です。
自分は記憶にないのですがよく赤い目の女の人がトイレにいるといって泣いていたそうです。
ここからは、自分の覚えている十二歳くらいのときの体験です。
自分がこの実家でいとこと一緒にかくれんぼをしていました。
それでめったに会えないいとこと一緒と遊べたので、
ついいつもはほとんど使うことのない農作業具入れに隠れていました。
隠れてしばらく十分ぐらいがたったでしょうか、ふいに足音がしました。
「やっときたな」と思っているとその足音が近づいてくるたびに背筋が寒くなります。

そして、自分も若かったけど気づきました。
これはただ事じゃないどうにかして逃げようとしました。
しかし、逃げるにはもう遅くて足音が農作業具入れの前で止まりました。
心の中で「やばい、やばい、どうしよう」と考えているうちに前の扉が開きました。
「終わった」と思いました。

ちょっと足が震えて、勝手に扉が開いたのでちょっとやめます

つぶっていた目を開けるとそこには、
なにもいませんでした。
「よかった」と安心しました。 しかし、突然肩をたたかれました。
振り返って、「いとこであってくれ」と心の中で叫んだと思います。
しかし、そこにいたのは、目がない女の人でした。
声が出ませんでした。目を閉じることもできませんでした。
その女の人の目から突然血が飛び出しました。
そして、不気味に笑いながらいいました。
「  つ  か  ま  え  た  」
そこから、自分の記憶はありません。その後、母がいうには自分はなにやらわけ
の分からないことをいい続けていたとのこと

これで自分の意味の分からないちょっと怖い話はおわりです。
何か質問などがあればできる限りで答えます。
それでは


次の話

Part202
top