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[仲の良い友達]
全スレで祭り囃子のお茶請け話に、私の体験した話を。
未だに分からないのですが
小学四年の時、私の入っていた合唱団に新しく同い年の子が来ました。
髪の長い、活発な女の子で、人見知りの激しい私は最初、距離をおいていました。
が、何が彼女の琴線に触れたのか、彼女は私に積極的に話しかけてくるようになり、私たちはお互いの家を行き来するほど、仲良くなりました。
彼女はだれにも好かれる人で、やたらと明るい性格でした。
五年生の6月でした。
私は彼女と大喧嘩をしてしまいました。
それ以降彼女は合唱団にこなくなり、連絡もとれなくなりました。
田舎で交通手段もあまりなく、歩いて会いにいけなかった私は、どうしようもなく、ほとぼりが冷めるのを待つことにしました。
半年待っても、彼女はきませんでした。
痺れをきらした私は、先生に彼女のことを尋ねました
「誰のことだ?」
「そんな子いなかったはずだけど」
私は食い下がって、大泣きして、親を呼ばれて帰りました。
いつからか、彼女の名前は団員の中にも上がってませんでした。
迎えに来た母さえ、覚えていませんでした。
彼女の家があった場所は、空き地になっていました。
今でもたまに思い出す、友達の話
訂正
×祭り囃子のお茶請け
〇祭り囃子の者ですが、お茶請け