[ワン切り]

職場の先輩と俺あんま詳しく知らないんだけど、フィリピンパブ?みたいな所に飲みに行ったのね。
んでフィリピンの女の子と喋って一応仲良くなって電話番号教えてその日は終わったんだけど、正直そうゆう店いくならやっぱ日本人の方がいいし金もかかるから、もうその店行く気はさらさらなかったんだ。
でも電話番号教えちゃったもんだから営業電話がめちゃめちゃかかって来るんだよ異常なほど
普通キャバクラとかの営業電話だったら3週間も行かなかったらもう諦めてかかってこないのに、フィリパブの女は一ヶ月立ってもしつこく電話してきた
仮にそのフィリパブの女をHちゃんとしとく
Hちゃんがあまりにしつこく毎日かけてくるからもう行く気ないから二度とかけて来ないでくれってキレ気味に答たら「ハイゴメンナサイ」って聞きづらい日本語で行ってくれたんで俺ホッと一安心。
でもやっぱり甘くなかった
またしばらくしたらかかって来るようになったんだ、今度はワンギリ気味で俺の方からかけてくれみたいな感じで
もう俺うんざりして一切無視
でもそのワンギリが三ヶ月経った今でもかかってくるからフィリパブ行った先輩に相談したら

「分かった!お前を無理矢理連れてった俺の責任だから俺が文句言って二度と電話しないようにHちゃんに言っておく」
って
これが一昨日の事
んで昨日先輩から連絡会って
先輩「お前さ、ほんとに今でもHちゃんの携帯から電話あんの?」って聞いてくるから

俺「ありますよ!
最近は深夜ばっかりワンギリしてくんですよ!昨日もありましたよ!」

先輩「・・・」
俺「先輩?どうしたんスか?」

先輩「Hちゃん一ヶ月くらい前に事故で死んだってよ・・」

俺「え!?じゃぁ今もHちゃんの携帯からワンギリしてくるの誰なんすか?」
先輩「しらん」

俺「違うフィリパブ女が使ってるって事ですかね?」

先輩「聞いて見たけど誰も使ってないみたいよ。マジ気味悪いなwまぁかけてみろよ?そうすりゃはっきりするしな」

いったい誰なんでしょうか?
今でもワンギリで深夜にかかってきます
勇気がなくてかけられません


次の話

Part191menu
top