[痩せる女]

友達のミツコが体験した話

ミツコとその友人タカヒロは異性同士だけど仲がよかった
大学一年の一年間の間にミツコはタカヒロとよく外食に出ていて20kg近く体重が増えてしまった
ミツコは二年の時にダイエットすると言い出した
けど前期が終わるまで食事制限しても減らず
後期は一日一食にしても減らないと嘆いていた

大学三年になってからタカヒロが
ネットで健康になれるというおまじないを見つけミツコに教えた
ミツコは自分で出来る努力を一杯していたので最後は神頼みと毎日それを日課にしたらしい
ミツコはみるみるやせていった
タカヒロは所詮気休めと思っていたので凄く驚いた
元の綺麗なプロポーションどころか
やせ方がおなか周りに集中して巨乳美女になった
といってもやせ方が急すぎて皮膚がたるんでたとミツコは嘆いていた

ミツコの痩せるペースはおさまらなかった
ついに顎がこけて病的になった
タカヒロはおかしいとおもって休日ミツコの部屋を訪ねた
ミツコは迎え入れてくれた
タカヒロが冷蔵庫をのぞくとそこには何も入ってなかった
ミツコはタカヒロにいった
ありがとうね。あのおまじない凄くきくんだよ。三日に一食でも平気なの

まじないは呪いと書く
あのまじないは確かに健康の為のまじないだったが
教えられた人にはのろいだったようだ
ごめんよミツコ
ミツコが痩せ始めてから妙に体調が良かった
早く気づけば半拒食症になんてさせなかったのに


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