[お前・・]

幽霊出ないけど怖かった実話。

十年ほど前、夕ご飯時ぐらいに、うちの電話が鳴った。
私「はい、浦沢(仮)です」
相手「あの、ツグミちゃんいますか?」
当然、そんな子はうちにはいない。
私「いや、うちにはそんな名前の人間はいませんが」
相手「でも、〇〇町の浦沢さんですよね?」
私「あってますけど、ツグミなんて名前の者はおりません」
そうつげて、相手が何か言おうとした後ろで、声が聞こえた。

?「ツグミちゃん、ご飯できたよ。」

アタシが聞こうとした瞬間、電話は一方的に切れた。
今でも偶に、あれは何だったのか考えたりする。


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