[ダムのほとりで]

ある夏の事
高校時代の友達のA男とB子と共にとあるダムに行った
幽霊が出る話がある場所じゃなかったし
「酒飲んだし涼みにいくか〜」てな感じだった
本当はダメなんだがダムの中に入り、飲み中に出なかった話も終わり、そろそろ終いかなーと思ってたところで
いい具合にB子が「そろそろ帰ろっか?」て言った
A男が「いや、お前はここまでだ」て言うなりB子の頭を掴んで側頭部にアイスピックを突き刺した
そのままダムにB子を放り込んで、こっちを見つめた後「わかってるよな?」と聞いてきた
俺は首を縦に振るしかできなかった


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