[Uボートの怪異]

第一次大戦のUボート(U-17or27?)で後のシャルンホルスト並みに呪われた艦が。
建造時・試験航海で既に事故でクルーに死者続出。
その内の1人が亡霊となって艦首に現れる、という目撃複数(艦長含む)。
実戦配備後もなぜか発狂する者続出。
バラストが急に動かなくなり、海底で酸欠寸前で急に動き出すということも。
その後艦長は、陸に上がっているときに空襲に会い、避難所へ向かう途中
飛んできた破片でオーメンよろしく首がはね飛ばされる。
ここにきて海軍もその異常さに気付き、悪魔払いの儀式をするも、
それは懐疑派のクルーにとっても恐怖を煽る形となり、完全に逆効果に終わる。
以後は、致命的な被弾こそないものの
敵への攻撃もすっかり消極的になり、艦内は鬱モード全開。

最後は浮上しているところを英国潜水艦に撃沈されるが、その英国人艦長は
魚雷発射を命じる直前、敵艦艦首にじっと佇む人影を見たという。


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