[こちらを覗うモノ]

俺が小学校2年くらいの時の事だ。
当日俺は3つ年の離れてる姉貴とよく一緒の部屋に寝ていたんだ。
いつものように姉貴はベッド、俺は布団に入りくだらないような話をしていたと思う。

寝惚けてたかもしれないがドアの前に人陰が二つあった。お母さんとお父さんかな?とか普通に思ってそのまま寝てしまったんだ。
翌朝
姉貴に『昨日父さん達かもしれないけど誰かこっち見てた夢みた』と言ったら
「夢じゃないよ!お姉ちゃんもその人達見たけどお父さん達じゃない違う人だったよ…」
え。
驚くのはこれからだった。

「その見てた片方の浴衣の女の人の方が〇〇(漏れの名前)の布団の前に正座してじーっと〇〇の顔睨むように見てたよ…」
産まれて初めて鳥肌が立った


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