[人間の方が怖い3]

人間のほうが洒落にならないというお話。

以前付き合っていた彼氏は、すごくマッチョな体育会系。
しかも彼女は私が初めてだったらしく、遠距離恋愛にも関わらず
車で3時間かけて会いに来るくらい惚れられてました。

クリスマスの夜、約束していたデートを仕事が入ったのでキャンセル
したら次の日の朝、玄関先に大きな袋が。
父親が不審がって持ってきてくれたのですが、開封してみると
プレゼントの山、山・・・。
しかも、(申し訳ないが)服とかがこんなのキネーヨ!って位フリフリ
付いた少女趣味っぽいものや、淡いピンクのストールなど。
お世辞にも嬉しいとは言えないものばかり・・・。

そして、最後に走り書きしたらしきカードが1枚入っていて
「俺は絶対に負けない」
との文字が・・・。

何に負けないんだー!!

その後もストーカーまがいなことされて怖かったです。

後日談なのですが、キモイことしないで。と、別れの電話をかけたら
「君は変わってしまった云々」
と、20枚近くにわたって書かれた手紙を頂戴しました。
速攻燃やしましたが。

近くの郵便局に荷物が届いているとの連絡を受け、何事かと取りに
行けば中にはフルフェイスのヘルメットが・・・。
受け取り家に着いた途端に、その彼から電話があって
「ボクからのプレゼントどう?」
と・・・。付きまとわれていたみたいで、その後外出できなく
なりました。

次の話

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