[狐つきのタクシー] ある日、私が学校へ行く途中のこと。 ある交差点で突然、 知らないおばあさんが私の腕をつかみ 必死で交差点に私を入れないようにするのです。 「なにすんの?ばあちゃん…」 と突っ込みを入れようとしたそのとき、 すごい勢いでタクシーが目の前を通過していきました。 そのタクシーを呆然と見ていた私に、 おばあさんは、 「あのタクシーは、狐つきくさいね…」 といい、腕をはなしました。
次の話
Part134menu top