[萌え〜]

雰囲気読まずに友人の友人の話。話を円滑に進めるために友人の友人はA、更にその友人(Aの同級生)はBとしよう。

Aは保母さんを教育する専門学校?に通っている。
その日は研修の帰りで、Bと傘をさしながら雨の中自転車をこいでいた。
暗くなった道の前方からパーカーらしきものを被った人(19歳位?)が傘をさしながら自転車を漕いで来る。
まぁ、パーカーっても、フードなかったらしいから、ただのトレーナーかもしれん。
で、Bのカッコが保母さんやってるワケだからっつーと変なんだけど、ツーテールの髪型にポロシャツ、動き易いように短めのズボンって幼く見えるカッコだったらしい。

両方のチャリがすれ違う瞬間、自転車の男がBを凝視しながら、「萌え〜!」と嬌声を発した。
2人は通り過ぎた後、何アレ〜ってな事を言いながら苦笑していたらしいが、直後に背後から急ブレーキ音。
そして高らかに笑いながら先ほどの男が追いかけてきた!
もう、いっきに恐怖のどん底に叩き落されて逃げまくったらしい。
幸い、Aがその近辺の道に詳しく、裏道などを駆使し、なんとか逃れる事ができたらしいがもしそうでなければどうなっていた事やら。

人間って怖いね。


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