[強制自殺]
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「次に自分の手で、そのワッカを首にかけなさい。ロープが首の後ろに来るようにね。」 
さすがにためらう子が居るが、周りの子が一人、また一人とワッカに自ら首を通すのを見て、 
やがて全員がワッカに首を通すそこで。 
「いい?まだ椅子からおちたらだめですよ。いいね、人間はね首をつっても直ぐに死なないんです。 
 わかるね?分からなくてもいいけど、直ぐにはなんにせよ死なないだから。あなた達がちゃんと 
 一斉に演技してくれれば直ぐにあなた達を下ろすからね。みてごらん!」 
少女たちが女教師の指差すほうを見上げると、上でナイフをもってロープを切る準備をしている人がいた。 
「絶対見殺しにはしないから安心しなさい。ここにあるカメラで首をつるシーンを撮ればそれで、 
 あなた達はちゃんと帰してあげます。それから、今日あったことは誰にも言わないと約束してくれれば、 
 上のひとがロープをきってくれます、いいね!」 
と女教師が全員の顔をみる。 
もはや頷くしかない少女たち・・・。 
「では、さっき渡した手錠を左の手首に掛けてください。」 
女教師が言うと、戸惑いながらも全員が自分の左手首にしっかりと手錠をする。ガチャリという金属音。 
「次に後ろに手をまわして、右手にも手錠をしなさい。」 
自由な手を失うことに、ためらいがあったが家に帰れるという言葉を信じたい 
のだろうか全員がなんとか、後ろ手にに手錠を掛けた状態になる。 
カメラが少女たちの後ろに回り、その小さい手首に架かった手錠を写す。 
少女の腕はものすごく細いがそれに合わせたのか手錠も小さめなものである 
それでも細い腕には、異様な光景になる。 
「さて、、次は大事だよ!すこし苦しいけど直ぐに助けるからね。次の合図でその椅子からおりくださいね!」 
無論おりれば首をつる状態になる・・・・・・。 
演出なのかカメラの前に映画の撮影につかうカチンコ?とかいうアレを持ち出す。 
そこには、「少女集団強制自殺シーン」と書かれていた。 
そして女教師の合図がだされる。助けてくれるだろうという思いで全員椅子から降りる・・・・ 

初めに落ちた子からくぐもった声が漏れる。やはり苦しいのかうめき声があたりに響く。 
ただ・・・、やはり全員が降りることができなかった。 
すると首吊り状態になった子のロープが天井から緩められすぐに足が付いて助けられる。 
女保険医がその子の下に走り寄り、心配そうに診る。 
暫くしてから、ロープなどが元にもどされ、女教師がいう。 
「みんな一緒に降りてくれなくては駄目ですよ。解るかな?もう一度やりなおすからね、 
 今見たように直ぐにロープは緩められるし、直ぐに助ける準備も出来ている。 
 それにお医者だってもしもの為に連れて来てあるのだからね。」 
信用させるための説得なのか声が真剣そうに聞こえる、 
少女たちはいまの話で少し安心感がもどったのであろうか、表情がすこしゆるんできている。 
女保険医が優しい表情で先に吊った子に「安心してね!」 
というような声をかけていた。 
再度椅子の上に全員が上がり、目の前のロープが首に掛けられる今度は手錠をしてしまった後なのだからか、 
教師が椅子を用意するとそこに少女を上がらせた後、首に女教師達がロープを掛けていく。 
少女たちは先ほどのようにガチガチに固い表情ではなくなっていた。 
そして、再び一斉にだよ!という女教師のの指示の後、合図がだされる。 
少女たちは左右をみまわし、合図と共に今度は全員椅子からそっと足を離す・・・。 
少女の細い首に小さいが自分の体重全部がかかる。 
ロープは締まるようにはなっていない様子で、くぐもったうめき声がやはりもれる。 
そして少女たちの乗っていた椅子が回収され、少女の足のしたには洗面器がおかれた。 
やはり助ける様子は全く無かった。女教師達は皆嬉しそうに、苦しみもがく 
少女たちを見つづけていた。
 
続く