[サヴァン症候群]

私は中2の時、放課後に池沼の上級生に追いかけられたことがある。
別に近所でもなく、単に顔を知っているくらいの男子に追いかけられるのは、
正直ちびるほど怖かった。(その代わりに涙と鼻水が出た)
すきっ歯を舌で舐めながら
「○○ちゃーん!!○○ちゃーんん!!」←(あだ名)と叫びつつ
チンコをブルンブルンさせて追いかけてくる姿と、
鼠ーのTシャツに、Wフロントの女物のパンティという
奴の服装まではっきり思い出せる。
すまん、上のは4を入れるのを忘れた。


私は県外の付属高校から大学に進学して、実習のために数年ぶりに
地元に帰ってきたのが、一昨日の朝だった。
駅について、重いカートを引いて家までの坂道を延延と上がっていく。
と、10メートルほど前で、公園から出てきた男が
「○○ちゃーん!!」
と叫びながら手を振ってきた。
誰だっけ?と思いつつ手を振ろうとして、その発音にギョッとした。
奴だ!
やっベーどうしよう…と身構えていると、そいつが急に走り出した。
カートを置いて必死で逃げたが、すぐに追いつかれてタックルを食らい、
抱きつかれてちんこを擦り付けられる羽目になった。
(後から追いかけてきたそいつの父親が剥がしてくれた。二人で散歩中だったらしい)

洒落にならんのは、8年も経ってるのにどうして私が判ったのか、ということ。
気になったので奴に聞いてみても
「だって○○ちゃんだもん○○ちゃんだもんアヒャヒャ」
としか言ってくれなかった。
自分で言うのもなんだが、中2の頃の私は今より20キロ以上
太っていて眼鏡をかけており、服装は秋葉系だった
(デフォでチャックのシャツと綿パン+バンダナ+腰までのロングヘア)

因みに帰ってきた時の服は、ワンピースにボレロ+気合入れたメイクに巻き髪。
(変わったつもりだったのに凄く切なくなった)

さらに奴の父親いわく
「△(奴)は、一度あって話した事のある人間を
ほぼ100%覚えていて、さらに見分けることができる」そうだとか。
コレが本当だったら、帰省中どうしようか考え中。
あんなことがあったのに、まだ奴は毎日父親と散歩している。

中途半端な書き方だが、これで〆。


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