[キモヲタ>幽霊2]

こんないい話の後にこんな話をするのもどうかと思うが投稿。
俺の友達で霊感がかなり強い友達がいるんだけどそいつがいわゆるアキバ系なんだ。
ある日そいつ(以後Y)が楽しみにしてたエロゲーが発売されて仕事が終わったYは自宅へ猛ダッシュ。
Yが自宅に帰るとその雰囲気はいつものそれと明らかに違う。Y曰わく出る雰囲気。重苦しいどんよりとした空気。
でもYはそんな事は気にしない。彼の頭の中はエロゲーに出てくる水樹たんとのセクロスの事で頭がいっぱい。
着替え早々にYはパソコンを起動させエロゲーのディスクを挿入。インストール。
その時からすでにラップ音や物がガタガタ動いていたらしい。
でもYはそんな事は気にしない。
ゲームに集中する為家の電気を消しパソコンの明かりだけにする。
彼は何人もいるエロゲーの登場人物の中から迷わず水樹たん攻略ルートへ。
感情移入する為文をスキップさせずに一つ一つ読み上げていく。
心霊現象も段々エスカレートしていく。子供の笑い声、五階の窓から何者かに見られている視線。しかしYは気にしない。

ごめん下げ忘れ。
そんな中遂に念願の水樹たんとのHシーンへ!ここで一気にYのモチベーション急浮上!
マウスを持つ手をそっと左手に変え右手をパンツの中へ…。
そんな時後ろの方から何かを引きずるような音が…ずっ…ずっ…と。
画面の中では水樹たんを手コキ中。次第にYの右手の動きも早くなる!
そんな中後ろから何かを引きずるような音が次第に大きくなる。もうYの1メートル後ろぐらいに来ている。
そして遂に水樹たん挿入画面に!右手の動きもMAX状態へ!
引きずる音ももう真後ろまで来ている。そしてYの耳元で
「…ああぅ…あああ…ああ…苦しい…」という女のうめき声が。
だがモチベーションMAXのYにはそれが水樹たんの処女喪失の声にしか聞こえなかったらしい。
Y「ハァハァ…水樹たん萌え…水樹たん一緒に…水樹たん… 水樹たーーーーーん!!!」
そして彼は絶頂へ登りつめた。すると不思議な事にそのYの絶頂と共に
今までの重苦しいどんよりとした空気も消え去り後ろの女の霊もいなくなっていたそうな…。
萌えパワーが幽霊を超えた瞬間でした。この話を誇らしげに話すYを見て
俺にとってはこれからYとの友達関係を続けてくかどうか考えると死ぬ程洒落にならない話でした。


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