[!標識]

「!」標識(その他の警戒標識といいます)は、原則として、その下に注意すべき事柄が併記されており(「波浪注意」等)、それがない場合は、設置後、破損したのだと思います。

で、ここからが本編

近所の鬱蒼とした坂の上下にもあるのですが、そこは「倒木注意」となっています。確かに台風の後などには倒木がありますが、でも、こういう坂って他にもありそうでしょ。

この「倒木注意」の坂、竹藪と雑木林に囲まれており、昼でもかなり暗く、坂の中間当たりにかなり古びた石塔があります(怪しいでしょ)。
以前、実家の犬を預かったとき、この道を散歩しようとしたら、この石塔の手前で止まってしまい、どうにも進もうとしなかったことがあります。

この犬はそれまで一度もこういう行動をしたことはありません。

また、最近、地主が売ったらしく、この坂で宅地の造成が始まったのですが、最初、石塔を重機で倒してしまったのが、暫くして、立派な祠付きで再建されました。何かあったのでしょうかね。

で、ちょっと地域で取材してみました。クリーニング屋でこの話をすると、地内に何カ所かこういった石塔婆のようなものがあり、それぞれに何かいわくがあるそうで、
古くからの地元の人は近づかないようにしているそうです。

その後、町会長に聞いたら、落ち武者狩り(鎌倉末期にあったらしい)か、行き倒れの供養塔だそうです。
尤も、私自身は霊感がマイナス、いろいろなところで懐疑派として発言しており、まったく恐怖は感じないんですがね。そのうち、写真を撮ってみます(標識サイトにも送りたいし)。


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