[バスにて]

洒落にならないわけでもないからスレ違いかもなんだけど、怖かったこと。

僕が小学1年生だったころ、学校が遠かったので市営バスで通学してたんです。
その日も普通にバスに乗って学校から家まで帰ってたんですよ。
それで、いつものように図書室で借りたドラえもんの本を読みながら席に座っていたら
バスが駅で停車して、少し顔色が悪いお爺さんA(わかりやすくこうします)と、そのお爺さんAの友達らしいもう一人の
お爺さんBがバスに乗ってきたんです。
お爺さんBは具合が悪そうなお爺さんAを気づかいながら、僕の席の隣にやってきてつりかわにつかまってました
「席を譲ったほうがいいかな・・」とか考えていたんですが、結局言い出す勇気もなく、バスは再び発車しました。
5分ほど走ったころでしょうか。。なんだかお爺さんAの様子がおかしくなってきたんです。
Bさんは必死にAさんを支えていましたが、Aさんが苦しそうに胸を押さえ、突然吐血(ものすごい量でした)して倒れました。
バスがすぐに止まって、運転手と、乗客が応急処置(?)をしていました。
乗客の方が呼んだ救急車でAさんとBさんは行ってしまいましたが、その後Aさんがどうなったのかはわかりません。
その後は床が血だらけのバスで家まで帰りました。

白目をむいたお爺さんの顔が今でも忘れられません。あの時席譲っとけばよかった・・本当にごめんなさい。お爺さん。
この出来事からご老人の方をみつけたら必ず席を譲ることを決意した僕なのでした。おわり。

長文すいませんでした。


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