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んじゃあ、とりあえず書くね。
あんまり長々と文章書く機会ないからところどころへんだったらしてきよろ。

このまえ、私が久しぶりに実家に帰省した日のことでした。
私は元々、深夜にネットを楽しんでるコトがおおく、その日も
ネットラジオを放送し終わりネタ探しと、ブログを書いたり、メッセンジャーを楽しんでいました。
でも、いつもと違うのは、今度イベントでやろうと『百物語』のために怖い話をいろいろ探していました。

怖い話は苦手でしたが、ねたのためとがんばって読んでるうちにどんどん怪談話に引き込まれてしまいました。
気がつくと時計の針は深夜の3時をさしていました。
「もうそろそろ寝ないとまずいなぁ・・・」
そう思いながら、怪談話を読み続けていました。
すると、PCをやってる私の後方から

カタン

っと音がするのです。

あまりに唐突過ぎて、何の音さえわからないのですが
私の第6カンが『見ちゃだめだ』と警告をガンガン鳴らしていました。
「なに・・・?怖い・・・いや・・・」
私は、そんな好奇心が勝るほど怖いコトは苦手ですし、
恐怖のせいで背中が冷ややかでしたが、冷静さは失っていなかったので
まずはメッセンジャーで人と連絡を取ろうと思いました。
そして1人の仲の良い友達にSOSを送りました。
「ねぇ!いる!?」
友達が反応するまで私は恐怖に駆られていました。
もしかしたら私の思い違い、怖い怖いと思ってるから来る心理状況の変化なのだと
必死でいいきかせていました。
「ん?」
友達はなんとも間の抜けた返事をくれました。
しかし、その返事だけでずいぶんと恐怖は去っていった気がしました。
「あのね!あのね!・・・いや、たいしたことは無いんだけど」
そう打ち込むとなぜだか急に『なんだ、ただ音がしただけじゃないか』と素に戻り
安堵感に包まれました。
しかし、無情にもメッセンジャーウィンドウにはこう表示されていました。
『次のメッセージはすべての送信先に配信されませんでした』
よく見るとネット機能は全て切断されていていました。
携帯電話を手に取りとその友達に電話をしようと汗を握りながらメモリーを探し出し
コールすると、いつもはバリ3の電波がなぜか県外になっているのです。

もう、どうすることもできないと思いPcの前で呆けていると
どこからとも無く、子供の笑い声が聞こえたような気がするんです。

もう、何がなんだかわからなくなり、私は怖くなってしまいついに叫んでしまいました。
すると、部屋の扉がガラガラガラと開きました。

「何を叫んでいるの?」
そこにたっていたのは祖母の姿でした。
本当にもうだめかと思いました。
安心してか、涙がどっとあふれ出ました。
祖母は優しい笑顔でどうしたの?と言ってくれました。
その日はもう、祖母と一緒に寝ました。

次の日のお昼に
部屋に入り昨日の音の主を探しました。
結局ネットも携帯も次の日になると全て元通り担っていました。

すると、祖母の趣味で作っている市松人形の1体が倒れていました。
そう、よく見ると倒れた反動で首がごっそりと君が悪いほど

ぽっきりと取れて顔はPcのほうへむいていました。

次の話

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