[写真を撮るおっさん]

小話をひとつ

友人のYと自転車であるマンションの下を走っていたところ、
そのマンションからランニング姿の50代のおじさんが目の前に出てきて写真を撮ってきた。
あまりに急だったので友人と私は何がなんだかわからず
そのまま通り過ぎようとしたら今度はフラッシュを焚いて撮ってきた。
さすがに腹が立ったのか友人がそのおじさんに文句を言おうと近づいたら
Yを撮って、走りながらマンションの中へ入っていってしまい、
結局おじさんを捕まえられなかった。
私とYは最初は気味が悪かったが笑い話ができたと思うようにした。
それから3日経って、またふたりで同じところを走っていたらまた同じように
目の前におじさんがでてきて写真を撮ってきた。
今度こそはと思いおじさんを捕まえ、理由を聞こうと
「おじさん、なんで俺ら撮っているの」と言ったら
おじさんは私の方を向いて
「おまえら、、、ケケケケケケケケケケケケ」
とどこから出ているのかわからないぐらい高い声で笑ってきた。
私とYは「これはヤバイ」と思い全速力で逃げて後ろを向くとおじさんは
私たちを笑いながらフラッシュを焚いて撮っていた。

今日の昼間の話です
特にオチもなくてスマソ

次の話

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