[やばい女]
深夜、Sさんが近くのコンビニから帰ってきて
自宅のマンションのエレベーターに乗ろうとしたとき、
廊下の陰から一人の女性がこちらを見ているのに気づきいたそうです。
手入れされていない伸びっぱなしのロングヘア、ガリガリに痩せた身体
目は細くて吊り上がった三白眼、一昔前のセンス悪い不気味な服装。
「あ…これはヤバイな……」
Sさんは一目見ただけでその女性がなんなのかを理解したそうです。
慌てて『閉める』のボタンを押して、そのまま
自室のある階まで上がったそうですが、案の定
Sさんが降りた後、エレベータはすぐに
元居た一階に呼び戻されていきました。
Sさんは急いで自室に入り扉にカギとチェーン掛けましたが、
一分と待たずに扉がドンドンドンと激しくノックされ始めました。
「勘弁してくれ…」
そうは思ったもののこのまま放っておくわけにもいかない、
意を決して、Sさんはカギを戻し扉を開けると女性に向けて言いました
「…チェンジお願いします」
次の話
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