[コケシ]

高校の時の先生から似た話を聞かされたのを思い出しますた。

私も長文だけど投稿↓

これは母が経験した話なんだけど
私が小1のとき弟は三歳になるにもかかわらず
言葉の発達が遅くて、それを心配した祖母が祈願に
願い事が叶うというコケシを2体買ってきて
1体は祖母の家に、もう1体は家んちへ持ってきて
願掛けをすることになった。
祖母はちゃんとお祈りしてて、そうしたら先日なくした物が
みつかったようで喜んでいた。
しかし母はそのコケシが気味悪くて、お祈りもしないてほっといたそうだ。
ある日夜遅く寝床につこうとしたら金縛りになって
三味線の音が耳元でじゃんじゃん鳴って、目を開けると隣で寝てる私の頭の横に
着物の裾まで見えた足だけが立っていたらしい。
お経を唱えようとなんとか踏ん張ってたら
金縛りから開放されて、足も消えたみたいだけど
次の日掃除をしようとコケシが置いてある部屋にいくと
コケシの前にヌルヌルした水のような物体が広がっていたそうだ。

その後母はコケシを祖母の家に置いていって事なきを得たが
しばらくして家族で祖母の家に行ったとき
私が夢中で何かお絵かき帳に描いていて、母が覗いてみると
あのコケシを描いていて(しかも2体)
あの時ほど私を気味悪く思ったことはないと言われた。

それからすぐにその絵は捨てられてしまったわけなんだけど
あの頃の私はただコケシをなんとなく描いただけで
別に霊的なものに操られていたんじゃなかったんだけどね。
今もそのコケシ2体は祖母の家にあるんだけど
今のところ祖母には何も影響してないみたい。
たまに怪奇現象はちょくちょくあるみたいだけど・・
コケシには関係のないことだと思う・・

他にも私や家族が経験した事はあるけど
また今度書きまっす。

次の話

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