[真夜中の扉]

うちの家には使われない裏口が有る、隣との間の狭すぎる隙間に面してて、
よほど緊急でないとまず人は使わないし、外からは
狭い隙間の奥なので、扉の存在も判らない。
ある夜中オカルト本を読んでいて、ふと扉が目に入り想った、
夜中の扉って怖いかもと。
その瞬間、ノックの音が扉の向こうから鳴り響いた、確かに二回。
あの時は体中が総毛立った。未だ音の正体は判らない。扉の向こうに何がいたのかも。

マジ実話。因みに扉の向こう側の狭い隙間の両端には、
鍵のかかった背の高い柵があるから、他人が簡単には入り込め無い。

ではでは。

次の話

Part103menu
top