[切ってはいけない木]

これは友人が教えてくれた話。

その友人の家の近所には、決して切ることの出来ない木と言うのがあって、
詳しく聞いたわけじゃないけど多分神社とかの御神木とかそういうのだろう。
ある日、友人宅に親戚のおじさんが遊びに来て、なんとなくその木の話が出たらしい。
友人のおじは「そんなの迷信だ」と言い、すぐさま「俺が切ってやる」と
脚立を持ってその木の元へ。
おじさんが木の枝に大きな枝桐バサミを入れようとした、まさにその時。
脚立が後ろ側にひっくり返り、おじさんはモロに地面にたたきつけられた。

そして、そのまま帰らぬ人となってしまったのだそうな。

やっぱりそういう木って本当にあるんだね。

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