[エロ婆]
三年程前、単車を買いたてで、後ろに女友達(当時片思い中)積んで夜中ツーリングしてた。 
海に朝日を見に行こうと。途中、雨が降ってきたので仕方なく、とある峠にあるラブホに行った。 
ボロくて経営してるのか?と疑うような感じの、旅館ぽい造りだった。 
パネルもなく、受け付けにヲバサンがいて、部屋に案内された。 
部屋はビジネスホテルのような感じでワンルームで中央にベット、風呂はユニットだった。 
テレビも有線も無かったので、とりあえずシャワーを浴びて仮眠することにした。 
まぁ、俺的には狙ってる女とホテルな訳だから内心ワクワクしてた。 
つのベットで寝ていて、いつのまにか熟睡していた。 
ふと何げに目が覚めた。 
何やら股間がモゾモゾする。 
何だろうと思い、暗やみの中、布団をめくり見てみると、女が俺のをシャブってた。 
え?!と思い、いっきに眠気が覚めた。 
しかし、ふと右を見ると、俺の連れ(女友達)はスヤスヤ寝ているではないか。 
一瞬パニくったが、これは夢だと思い、俺の股間をシャブっている女の頭を撫でた。→ 
→その瞬間、女の頭は上下運動をピタリと止めた。 
そして股間から口を離し、ゆっくりとこちらを見上げてきた。 
心臓が止まりかけた。 
シワクチャの婆だった。 
しかも両目の水晶体が真っ白で死んだ魚みたいだった。 
恐怖のあまり声も出せず、必死で両手で婆の肩を掴み、押し退けようとした。 
しかし、その婆の力が尋常でないぐらい強く、俺の顔に近づいてくる。 
俺は両腕で渾身の力を出したがプルプル筋肉が疲労しだし、まったく押し返せない
婆の顔が俺の顔にどんどん近付いてきた。 
婆は最初ニヤニヤしていたが近づくにつれ、ドンドンと真顔になり口を縦に大きく開けだした。 
まるで顎が外れたごとく、凄い形相になり、俺は恐怖で固まり目をそらす事すら出来ない。 
あぁ、俺、死ぬのかな?とも思えた。 
俺と婆の顔の距離が5センチぐらいになったとき 
「知ってはならぬ。」 
婆が呟き(脳に直接話される感じ?) 
婆は俺に溶け込む?っつーか、俺の体をスーっと通り抜けて行った。 
俺は、その言葉の意味より、その状況に恐怖し、横で寝ていた女を叩き起こし状況を説明した。 
もちろん、女は信じてくれず、あまりにも俺がしつこく言うので、俺を電波扱いし、以来遊んでくれなくなった。
次の話
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